4月6日 (日)  特撮は好きですが、なにか?


4月最初の日曜日。

朝。テレビをつけたら、いわゆる「戦隊もの」をやっていた。

ほう、今年は鉄道がテーマの「トッキュウジャー」か。
おっ、関根勤さんが出てるぞ…と、眠いのも忘れてちょこっと見てしまう。

見ていて面白いなと思ったのが「のりかえ」という技。仲間同士で武器や得意技を交換できるらしい。

…これ、吹奏楽のバンド内でもできたら面白いだろうな。

「今日は唇よいでない!」から、トランペット→パーカスにのりかえ。

「細かい音符びっしりの楽譜に疲れた!」ら、フルート→チューバにのりかえ…

いろいろな楽器が経験できて仲間の苦労もわかるようになり、人間関係が円滑になるかも…と妄想してしまった。


現実逃避だ…


というのも現在、次のイベントに向けて、曲の紹介やお楽しみコーナーの段取りなどに豆腐のようなわが脳ミソをしぼっているからなのである。
(企画局長が転勤だなんて…ウワーン!)

正直少し心もとない。こんな演出でお客さんを楽しませることができるのか。一応、定期演奏会のPRも兼ねてるしなあ。とにかく、やってみるしかない…

というわけで、今日は練習場に入るなり、団員のいろんな方に、イベント演出への協力をお願いして歩く。

突然のお願いにも関わらず、嫌な顔ひとつせずに引き受けてくださった皆様、リハーサルに時間を割いてくださったトレーナーK様、ありがとうございます!
イベント当日もよろしくお願いしますm(__)m

さて、今日も定期演奏会に向けて、たくさんの賛助の方が来てくださった。
なんだか人が増えてくると小さなことがいちいち嬉しくてねえ。

前にクラリネットがズラッと並んでいて、豊かなハーモニーを響かせていること。

親子ほど歳の離れたユーフォニューム奏者が、仲良くイカした対旋律を奏でていること。

そしてトランペットの隣からトロンボーンの音色が聞こえてくること。
(個人的にトロンボーンのあたたかい音色が好きなので、隣から音が聞こえてくるとなんとなく安心するのだ)

後半の音楽監督による合奏では、定期演奏会第1部の特に難しい2曲を合奏。

メインの難曲は、かなり本番に近いテンポにスピードアップしてきて、ズレないようにするのが大変だ。でもみんな必死で音楽監督のタクトに食らいついていっている。

監督いわく「ガソリンが発火するような」冒頭とラストも、心をひとつにクリアな音色でキメられるように、集中して吹かなくちゃ。

本番まであと2ヶ月…。

「定期演奏会の成功」という終着駅めざして、シティブラスは走り続けてます!

「見えた!俺たちの終着駅!」って、言えたらいいなあ…(どこまでトッキュウジャーネタをひっぱるんだ…)



(tp.J)