11月16日 (土)  2019年のラストイベント

今年のシティブラス最終イベント・幸寿園訪問演奏の当日は、冬の到来をいやでも実感させられる、風の冷たい日でした。

幸寿園に着くと、職員の皆さんが笑顔で出迎えてくださいました。

毎年恒例の訪問ということで、なんとなく祖父母の家に遊びに来たような、懐かしさと安心感に包まれます。


ホールに入所者の皆さんが集まったところで演奏スタートです。


シティブラスの定番・ラジオ体操では、職員の皆さんが盛り上げてくださり(ありがたやありがたや)皆さん、曲に合わせて気持ちよく体を動かすことができていたようでした。


もうひとつの定番・指揮者コーナーの一組目は、可愛い姉妹とそのお母さん。3人のほのぼのした指揮に、みんな演奏しつつ自然と笑みがこぼれます。


さらに二組目は、学生の頃、金管低音のバリトンと、クラリネットを吹いていたという幸寿園の職員の方。音楽的センスのにじみ出る堂々とした指揮に、我々も気持ちよく演奏させていただきました!


さらに今回、TVで大人気の「パプリカ」を、子どもたちのダンスと共に演奏する企画があったのですが、ダンス担当のお子さんが演奏時間に間に合わない、というハプニングがありました。


そこで急遽、アンコールでもう一度「パプリカ」を演奏することになり、無事到着したダンサーと皆揃ってパフォーマンスすることができました。


本番終了後に「もしせっかく来たのに踊れなかったら、きっと一生心の傷になってしまうと思ったから・・・」とぽつりと呟いていた指揮者のKさん。彼の優しい心遣いに、一同ほっこり。


外は寒かったですが、身も心もほかほかと暖まる訪問演奏となりました。


【プログラム】

上を向いて歩こう

ラジオ体操伴奏曲第1

日本叙情歌集

パプリカ

故郷

指揮者コーナー〜「故郷」より〜

演歌メドレー1

anc.

パプリカ

秋田県民歌




(Tp.J♪)




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